循環型社会を目指すつくばフォーラム 株式会社イガデン
水環境問題,排水処理でお困りな案件が有りましたらプロ集団産学官プロジェクトにより解決策をご提案しますので弊社へご相談下さい。共同研究もお受けします。
1 循環型社会を目指すつくばフォーラム設立趣旨
 人が経済活動と生活の営みを行う地球環境が徐々に汚染を続ける中、環境汚濁物質の蓄積が懸念され即効的環境浄化が世界的規模で急務となっています。
 つくば地域の専門的技術者および研究者の集結でこれらの環境浄化プロジェクトを結成し社会貢献を担った循環型社会を目指す実践即効型による環境問題の解決を行う事により茨城県内の新規事業創出および雇用促進を目指したいと考えます。
 例えば霞ヶ浦は閉塞性水域の代表であり、農業用水・水道等多目的に活用されてますが、現在の水域水質基準を見ても判るとおり水質基準設定以来まったく水質改善の兆しが見られないです。
 更に水質強化規制として、第5次水質総量規制実施による窒素・燐の厳しい設定基準が設けられました。以上の様な背景より水質基準達成には,重要な地域産業活性基盤要素となります。
 これら水環境浄化技術の開発検証は、茨城県地域結集型事業 霞ヶ浦水質浄化プロジェクトにおいて行われ、つくば発の世界に通用する新技術の応用が期待されています。
 その一環として、県内を重点的に優れた技術やノウハウを有する中小企業やベンチャー企業、国公私立研究機関の方々に呼びかけ、循環型社会を目指すつくばフォーラムが立ち上がりました。
 本フォーラムでは、県内企業の事業機会の拡大はもとより、フォーラムの波及効果として活動範囲を徐々に周辺地域に拡大し人材の交流や新たなビジネスモデルの開発等に大いに寄与出来るものと考え、循環型社会を目指すつくばフォーラムを設立いたしました。
2 活動方針

 20世紀に環境が汚染された現状を踏まえ私たちの次の世代に安心できる水環境を継承し、水の大切さを教え21世紀は二次的環境汚染を起こさない環境浄化技術が求められます。
 私たちが活動を行う循環型社会を目指すつくばフォーラムは、専門家集団による行政機関・民間企業等の環境問題で困っている案件を広く募集し、当フォーラム参加の専門チームにより即効的実践的に問題解決を事業として行い社会貢献を目指そうと考えます。
3 活動内容

主な活動内容としましては、以下の通りです。
1)会員の得意技術を活かし地域結集型コンソーシアムによる委託事業申請等、共同研究を行う。
2) 会員間で協力し事業の共同受注を行う。
3) 最新情報の収集・提供
 研究者による講演会を実施し、知見を深め会員間の情報交換を行う。
4) 会員間の交流
5) 事業展開の方法
 幅広い水環境汚染浄化の受け付け窓口を開き、積極的に浄化依頼を受け実践的な対応を行い社会的問題の即効的解決を会員間で事業として行う。
6) 環境への配慮
  自然環境と共存調和を重視し二次汚染の誘発しない環境浄化を目指す。
4 運営委員

代表幹事 アイ・エム・アイ株式会社     代表取締役  村上仁士 氏
運営委員 独立行政法人 産業技術総合研究所 光技術研究部門 眞島利和 氏
独立行政法人 産業技術総合研究所 地圏資源環境研究部門 地圏環境評価グループ 駒井武 氏
筑波大学 応用生物化学系  生命環境科学研究科 教授 松村正利 氏
筑波大学 農林工学系 生命環境科学研究科 教授 杉浦則夫 氏
有限会社つくばインキューベーションラボ 取締役 上原健一 氏
財団法人 茨城県薬剤師会公衆衛生検査センター 技術部 部長 茅根志信 氏
日立マクセル株式会社 開発部 環境推進室長 水村哲夫 氏
住友金属テクノロジ゛ー株式会社 鹿島事業部  環境技術部 部長 番博道 氏
株式会社 桜川ポンプ製作所 東京営業所 次長 武田清 氏
株式会社 イガデン 代表取締役 五十嵐武士 (初代 代表幹事)
株式会社 ダイヤ分析センター 代表取締役副社長 河野政由 氏 (2代目 代表幹事)
事務局 茨城県工業技術センター いばらきサロン (つくば研究支援センター内)
参画者 茨城県環境対策課
財団法人 茨城県科学技術振興財団
霞ヶ浦水質浄化プロジェクト
株式会社 つくば研究支援センター
茨城県
国土交通省 国土技術政策総合研究所
環境省 国立環境研究所
独立行政法人 農業技術研究機構
国際連合工業開発機構
財団法人 北海道科学技術総合振興センター
NPO法人 筑波微粒子・界面・環境研究会
他、全国の民間企業、国公立試験研究機関 多数
5 活動状況

1) 2002/6/24 第1回循環型社会を目指すつくばフォーラム設立総会
 会場 :つくば研究支援センター
 ・ 「霞ヶ浦の水環境問題を行政的視野から見た政策方針と展開」
   茨城県生活環境部 霞ヶ浦対策課 課長 岡田久司氏
 ・ 「茨城県地域結集型事業の紹介」
   茨城県科学技術振興財団 霞ヶ浦水質浄化プロジェクト 技佐 山本哲也氏
 ・ 「21世紀への水環境問題の提言とその視点」
   筑波大学 農林工学系 助教授 杉浦則夫氏
2) 2002/7/8 幹事会
 会場 :筑波大学
 今後の活動方針の策定
3) 2002/8/1 幹事会
 会場 :つくば研究支援センター
 茨城県の環境保全活動の内容と行政指導の実態に付いて
4) 2002/9/20 第2回循環型社会を目指すつくばフォーラム総会
 会場 :文部科学省 研究交流センター
 ・ 「提案公募型技術開発事業(委託費.補助金)について」
   茨城県商工労働部 工業技術課 冨永博氏
 ・ 「茨城県の排水規制等の現状と課題」
   茨城県県南地方総合事務所 環境保全課 横田正雄氏
 ・ 「産学官連携~共同開発について」
   (有)つくばインキュベーションラボ 取締役 上原健一氏
 ・ 「自己紹介」
   参画機関の皆さん
5) 2002/10/3 協賛活動 霞ヶ浦流域の工場.事業所に係わる廃水処理技術等研修会
 会場 :つくば研究支援センター
 ・ 「公共用水域の水質と工場.事業場排水の現状」
   茨城県県南地方総合事務所 環境保全課
 ・ 「地域結集型共同研究 霞ヶ浦水質浄化プロジェクトの概要及び研究成果」
   技佐 山本哲也氏
 ・ 「霞ヶ浦の富栄養化の現状と対策について」
   筑波大学 農林工学系 助教授 杉浦則夫氏
 ・ 「産学官連携による廃水処理技術の成果について」
   筑波大学 バイオシステム研究科長 教授 松村正利氏
6) 2002/10/10 分科会活動 海外より環境浄化技術に付いて実情調査
 会場 :㈱イガデン・筑波大学・(独)産業技術総合研究所・日立マクセル㈱筑波研究所
7) 2002/10/23 分科会活動 クラスター技術確立事業計画検討会
 会場 :北海道産学官協働センター
8) 2003/2/18 第3回循環型社会を目指すつくばフォーラム総会
 会場 :文部科学省 研究交流センター
 ・ 「土壌汚染調査・評価およびリスク管理について」
   (独)産業技術総合研究所 地圏資源環境研究所
   地圏環境評価グループ グループ長 駒井武氏
 ・ 「茨城県及び全国の家畜ふん尿処理システム」
   (独)農業技術研究機構 畜産草地研究所
   畜産環境部 環境浄化研究室長 羽賀清典氏
9) 2003/2/28 第4回:つくば先端技術実用化支援事業における環境分野と連携セミナー
 会場:つくば研究支援センター
10) 2003/3/22 分科会活動:温泉水のレジオネラ菌殺菌の実用化検証
11) 2003/6/1 分科会活動:無薬品化水処理法への移行実用検証
12) 2003/8/25 分科会活動:経済産業省平成15年度地域新生コンソーシアム「酪農パーラー排水のような
高難易度排水の浄化システムの開発」技術移転事業開始
13) 2003/9/26 第5回:循環型社会を目指すつくばフォーラム総会
 会場:国立環境研究所 大山記念ホール
 ・ 「環境問題:企業の研究現場において思い悩むこと及び実践」
   ㈱プロテック 真辺俊勝氏
 ・ 「環境浄化のためのバイオ.エコシステム導入の重要性とこれからの方向性」
   (独)国立環境研究所 循環型社会形成推進・廃棄物研究センター 
   バイオ・エコエンジニアリング研究室 室長 稲森悠平氏
 ・ 施設見学:国立環境研究所 循環・廃棄物研究棟
14) 2004/2/19 第6回:循環型社会を目指すつくばフォーラム総会
会場:つくば国際会議場 中会議室
〔平成15年度事業 活動成果について報告〕
 ・ 「高難度排水処理の浄化システムの開発」経済産業省委託事業 地域新生コンソーシアム
   (財)北海道科学技術振興センター クラスター推進部 部長 山中芳郎氏
 ・ 「茨城県内の工場排水の薬注処理に関する無薬品化処理変更の実績」
   ㈱桜川ポンプ製作所 東京営業所 所長  武田清氏

 ・ 「温泉のレジオネラ菌殺菌実用化報告」他 平成15年度活動報告
   ㈱桜川ポンプ製作所 東京営業所 所長  武田清氏
 ・ 「いばらきの新産業の胎動」
   茨城県商工労働部 部長 滝本徹氏
15) 2004/9/30 第7回:循環型社会を目指すつくばフォーラム総会
会場:つくば研究支援センター 研修室
 ・ 「電磁気物理探索による地盤中の水・物質移動特性の現位置評価技術」
   農業工学研究所 構造部 土木地質研究室 黒田清一郎氏
 ・ 「農薬等難分解性有機化合物による土壌・地下水汚染と分解菌積木質炭化素材を用いた原位置バイオメレディエーション」
   農業環境技術研究所 化学環境部 有機化学物質研究グループ 高木和広氏
16) 2005/3/1 第8回:循環型社会を目指すつくばフォーラム総会
会場:つくば研究支援センター 研修室
 ・ 「茨城県工業技術センターにおける分析・評価装置および゛分析事例の紹介」
   茨城県工業技術センター 先端技術部門長 小島 均氏
 ・ 「重金属汚染土壌の化学的浄化技術」について
   産業技術総合研究所 地圏資源環境G 徳永修三氏
17) 2005/7/14
第9回:循環型社会を目指すつくばフォーラム総会
     NPO法人 筑波微粒子・界面・環境研究会
   「環境問題をブレイクするサイエンスと産業技術」
会場:筑波大学産学リエゾン共同研究センター 106号
  ・ 「筑波大学産学リエゾン共同研究センター」の紹介
   筑波大学産学リエゾン共同研究センター長 谷田貝豊彦氏
 ・ 「ヒマワリ・バイオディゼル」の大量生産と炭酸ガス排出権の獲得
   筑波大学院 生命環境科学研究科 教授 松村正利氏
 ・ 「茨城県における土壌および地下水の汚染状況」について
   茨城県生活環境部環境対策課 課長 横田正雄氏
 ・ 産学リエゾンセンター見学
   「細胞内現象を捉える光分子プローブ技術の開発」
   「カーボンナノチューブの表面科学的研究と燃料電池・水素吸蔵材料および大量合成への応用」
 ・ 先端学際領域研究センター見学
   「特異な分子構造と物性を持つ〔かご状炭素物質〕の開拓」
18) 2005/10/5 第10回:循環型社会を目指すつくばフォーラム総会
     NPO法人 筑波微粒子・界面・環境研究会
会場:(独)国立環境研究所 バイオ・エコエンジニアリング研究施設
・「環境・健康から脱薬剤を目指して「新しい水処理の提案」」
 酸化チタンの応用 桜田 司氏
・「(独)国立環境研究所バイオ・エコエンジニアリング海外活動報告」
 (独)国立環境研究所バイオ・エコエンジニアリング研究室 室長 稲森悠平氏 
・バイオ・エコエンジニアリング研究室 屋内/屋外施設見学
19) 2006/6/22 ・産業総合研究所 地圏資源環境研究部門施設・研究内容見学
地圏資源環境研究部門 地圏環境評価グループ長 駒井武氏
20) 2006/9/27 「工場排水VOC地下水・土壌浄化実践セミナー」 環境浄化技術発表・環境関連展示会同時開催
 来賓:(独)産業総合技術研究所 地圏資源環境研究部門   部門長 瀬戸政宏氏     
 司会:(独)産業総合技術研究所 光技術部門 主任研究官 眞島利和氏
 展示会参画:民間企業12社・(独)産業総合技術研究所・筑波大学・茨城県工業技術センター 他
 会場:文部科学省 国際交流センター
・(独)筑波大学 生命環境科学研究科 大学院
 ①「廃棄物の高度利用化と地域循環社会形成」
   教授 杉浦則夫氏 
 ②「上海蘇州河・田子の浦汚泥の還元熱分解による浄化」
   教授 松村正利氏 
・(独)産業総合技術研究所 地圏資源環境研究部門 
 「地下水・土壌汚染リスク評価について」
   地圏環境評価グループ長 駒井 武氏 
・住友金属テクノロジ㈱ 
 「土壌の油汚染対策ガイドラインと油種の判定について」
   支配人 番 博道氏 
・㈱イガデン
 「電気分解浄化処理について」
   代表取締役 五十嵐武士 
21) 2007/2/23 ・茨城県工業技術センター オープンハウス発表会見学 

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