1999年2月25日 日本経済新聞より | |||
イガデン 汚水処理装置を販売
内外の企業と代理店契約
エレクトロ機器のイガデン(茨城県石下町、五十嵐武士社長)は国内外の企業と代理店契約を結び、同社が開発した処理装置を置き、顧客が持ち込んだ排水を実際に浄化出きるかどうか確かめられる態勢を整える。 代理店の販路を活用し年商三億円を見込んでいる。 装置は汚水に超音波をかけて汚水物質を粒上にし、沈殿させて取り除くプラント。 工場などの排水を浄化するのに利用し、日量十万㌧まで処理出来る。 攝南(大阪市、亀島敏之社長)、ツクバリカセイキ(茨城県つくば市、中山俊明社長)などと代理店契約を結んだ。 近く北海道、九州、名古屋にも代理店を広げ、処理装置のショールームを設置する予定。 東南アジアでも排水処理施設の需要が大きい事から、シンガポールの商社、エバフィードを代理店とし、主に現地の日系企業や自治体向けに売りこむ。 イガデンはエレクトロニクス機器などを開発・販売してきたが、今後は市場が拡大している環境関連装置を事業の柱とする。 |